LaLaテラス歯科クリニックです。
本日は「開咬を放置するべきではない理由」について解説していきます。
開咬だからといって直ちに何らかの問題が発生するとは限りません。ですが放置していると主に以下のトラブルが発生してしまう可能性があります。
1:顎関節などに悪影響が及ぶ
放置しているとおかしな咬み合わせのまま生活することになります。そして、例えば「奥歯を使う頻度が異常に多い」などの状態になって、アゴの関節や骨を傷めることになるかもしれません。明確な顎関節症になる場合もありますから、こまめに「アゴに違和感はないか」「アゴが痛くないか」などをご自身で確認することをおすすめします。
また、自分のコンディションが正常なのか判断できないのであれば、一度歯科医院を訪れることを推奨します。
2:発音が悪くなる
前歯にスキマができると、空気が抜けて発音が悪くなるかもしれません。「現時点では気にならない」という場合でも、徐々に開咬が悪化していけば、発音にも支障をきたすようになる恐れがあります。
特に仕事などで喋る機会が多い方は、気になりやすいと言えます。
3:歯周病や虫歯のリスクが上がる
開咬によって口内が乾燥気味になると、涎の分泌量が落ち、口の中の酸性物を中和してくれなくなるため、菌が増殖しやすくなります。すると歯周病や虫歯になりやすくなると言えます。
4:口呼吸が多くなり、疾患などのリスクも上がる
出っ歯になると、歯のせいで口が閉じにくくなり、口呼吸気味になってしまいます。すると口内が乾燥傾向となり、口臭が強くなる恐れもあります。また、口内からウイルスが侵入しやすくなって、風邪などの疾患になりやすくなる場合もあります。
5:胃腸への負担が大きくなる
食べ物をきちんと咀嚼しにくくなる影響で胃腸への負荷が大きくなり、消化不良をはじめとする胃腸障害を招く可能性があります。また、開咬によって舌の位置がおかしくなることによって、食べ物を飲み込みにくくなる場合もあります(嚥下障害)。
【おわりに】
開咬に限らず、歯や口に関して何らかの心配事があればすぐに歯科医院に足を運ぶことを推奨します。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。
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